バイク走行動画のカメラマウント位置について(SONY AS300)
モトブログやバイク走行動画を撮るとき
YouTubeでの動画投稿をする際に
最適な画角を模索し、カメラマウントを
車体に固定するか
ヘルメットに付けるか
悩んだので、両方試してみました。
バイクは「HONDA ADV150」です
使用カメラ
GOPROと悩みましたが
手振れ補正が優れているのと、縦長形状の物が
欲しかったので、これにしました。
ヘルメットがジェッペルなので
顎マウントが出来ず、GOPROは厳しいと判断しました。
では、実際に動画をどのように撮るかです。
車体固定マウント
バイクに直接マウントする方法です。
こんな感じに取り付けました。
左右ミラーにクランプバーを付けて
右側にカメラを固定
左側にスマホで動画撮影を確認できるようにしました。
USB電源も2口設置し、カメラとスマホに
常時給電できるようにすることで
バッテリー交換不要にしました。
車体固定マウントの時は
モトブログのように喋らず走行映像だけなので
スクリーンの後ろにマイクを設置して
風切音が入らないようにしました。
これはこれで良い感じに撮れました。
車体固定マウントの走行動画はこちらです。
車体固定マウントのメリット
・画角が安定する
がっちり固定されているので
ブレる事がありません。
・ヘルメットがスッキリ
いかにも「撮ってますよ~」感がなく
スマートです。
・本体でのスイッチ操作が容易
スマホ連動にしなくても
本体に手が届きやすい位置にあるので
走行中でも操作が可能。
車体固定マウントのデメリット
・振動を拾う
手振れ補正機能で映像は問題は無いですが
振動を直に拾うので、マウントが外れる
危険性があります。
・カーブに合わせて映像も斜めになる
当然ですが、車体の傾斜角度に合わせて
動きますので、ワインディングロードなどでは
臨場感あふれる映像が撮れますが
気持ち悪くなる人もいるかも…
・絶景を撮り逃す
走行中、左右に絶景が広がっているとします。
しかし、カメラは常に正面を向いているので
絶景を撮り逃します。
臨機応変な撮影ができません。
ヘルメットマウント
ヘルメットマウントの取り付けは
少し工夫しました。
マウントはSONY純正品ではなく
GOPROの汎用品を使用しました。
純正品は高すぎます!
GOPROの汎用品はむちゃくちゃ安いです。
Amazonで色々売っているので
マウント選びはそんなに迷いませんでした。
ヘルメットの湾曲に合わせて固定します。
パーツは下記3種類
この3種類を組み合わせて
角度等を調整しながら取り付けます。
マイクはシールド脇にマジックテープで
取り付けました。
ヘルメットマウントは、モトブログもできるように
喋って走行動画を撮影しました。
この位置でも、声は拾います。
シールドを閉めれば風切音も軽減できます。
配線はこんな感じです。
上がUSB給電
下がマイクです。
マイクの配線は束ねて適当にまとめてます。
USB給電は2Mのコードを使用して
右ミラークランプバーに取り付けている
USB電源につなげています。
ヘルメットマウントの走行動画はこちらです。
【ADV150】走行インプレッション 県境越えしないツーリング(走行動画)
ヘルメットマウントのメリット
・振動を吸収できる
身体に付いているのと同じなので
振動を吸収できます。
・ライダー目線で撮影できる
ライダーと同じ目線にカメラがあるので
動画にしたとき、ツーリング気分が味わえます。
・絶景を見逃さない
車体固定マウントとは逆です。
絶景があれば、そっちを向くだけで
カメラに収める事が出来ます。
ヘルメットマウントのデメリット
・ヘルメットがダサくなる
まあ、これは仕方ないでしょう…
・USB給電にすると配線が邪魔
糸電話してるような状態になるので
慣れるまで違和感あります。
・映像が安定しない
常に首を固定してはいられませんから
やっぱり映像はブレますが
赤べこのようにならなければ
許容範囲でしょう。
・車種によってはメーターが映り込む
スピードメーターが映り込む場合があるので
YouTubeにアップロードする場合は
モザイク処理など編集が面倒くさくなる。
映像比較
実際に車体固定マウントと
ヘルメットマウントでは
どれくらい違うのか比較してみます。
車体固定マウント
ヘルメットマウント
視点が全然違いますね。
車体固定マウントの方が地面に近いです。
では、コーナリング時ではどうでしょうか?
車体固定マウント
ヘルメットマウント
ヘルメットマウントの方が
なめらかに感じます。
車体固定マウントとヘルメットマウント
どちらが良いかと言えば
好みの問題!
思った通りでしたが
車体固定マウントは地面に近く
臨場感のある映像が撮れます。
一方、ヘルメットマウントは
ライダー目線で実際、私が感じている
ツーリング気分そのままの映像でした。
結論を言いますと
私は、しばらくヘルメットマウントで
撮影をして行こうかと思っています!
ADV150はヘルメットマウントにしても
メーターが映り込まないので面倒くさくないし
ツーリング動画を作るなら
ライダー目線の方が良いのかなと思いました。
マウントでお悩みの方の参考になればと思います。