京都と出雲へ一人旅(day3)
予定外の3日目です(笑)
本当は今頃、バスタ新宿にいる筈でした。
しかし、疲れがあったので
地獄の深夜バスに勝てる気がせず
バスをキャンセルし
急遽ホテルに泊まり
快適な帰りが約束された
切符を課金しました。
要はヘタレてしまった訳です。
まあ、おかげでベッドでゆっくりと眠れ
快適な朝を迎える事が出来ました。
今日も天気はよさそう!
窓汚っ
駅弁を買うつもりなので
朝食抜きでチェックアウトします。
とても良いホテルでした。
出雲市駅
さあ!駅弁を
・・・
なぬっ!
まあ、仕方ないですね。
セブンで適当に買い込み
ホームへ上がりましょう。
自由席なので早めにと思いましたが
全然お客さんいないので
焦る必要はなかったですね。
今日の1本目
特急やくも「岡山行」
自然振り子式の国鉄型車両381系
現在、定期運用されている数少ない
国鉄型特急車両です。
しかも自然振り子式
制御式の振り子車両とは違い
遠心力に任せて車体を傾けるので
乗り物好きとしては堪らない車両です!
この車両は
乗り物酔いする人もいるようですね…
またこの車両は「ゆったりやくも」と
称され車内はリニューアルされています。
シートピッチを広げ
席間が国鉄時代より広くなっています。
そのため窓枠の位置が合っていません。
特急やくもは
車窓からの見どころが満載の列車です。
それなのに窓の位置が合っていない席に
なると、最悪です。
指定席を取られる方は注意しましょう。
自由席なら早い者勝ちなので
ベストポジションを狙えます!
そのシート再配置の恩恵なのか弊害なのか?
こんな席があります。
1人掛けシート
振り子式車両は走行中に車体が傾くため
天井に向けて内側に絞られた
台形の形状をしています。
天井が細くなるので空調装置を
天井に配置する事が出来ず
天井に重い物を載せてバランスを
崩さなくするためにも
空調装置は床下に付いています。
床下から上部に送風を送り込むために
ダクトが通っているのですが
その部分の席がこうなってしまった訳です。
当たりなのかハズレなのか
よくわからない席ですね。
座ってみましたが
私はハズレと感じました。
窓が遠くて景色が楽しめないのと
後ろの席から覗かれてる感が嫌です。
後ろの席からだとこんな感じ
この席、足元は広くなりますが
シートテーブルが無いのと
なんかスカスカで落ち着かないです。
出雲市駅を出発し岡山へ向かいます。
途中、宍道駅で東京から来た
サンライズ出雲と列車交換します。
人気列車なので廃止は無いでしょうが
また乗りたいですね!
振り子式特急なので
カーブでも減速せずに突っ込んでいきます!
ここで車掌さんからアナウンスがあります。
「現在進行方向右手に見えますは
伯耆富士と言われる大山です・・・など」
確かに富士山っぽいですね
大山は夏山の時期に登りましたが
9合目までは鬼の辛さでした・・・
しかし9合目まで行けば、そこから山頂までは
ユートピアが広がる大絶景です。
みんなこの景色が見たくて登るんだと
思った山でしたね。
そんな大山ともお別れすると
特急やくもは伯備線を走り
高梁川沿いを走ります。
伯備線はカーブが多いので
やくもの本領発揮です。
右へ左へ車体を傾けて走ります。
面白過ぎる(笑)
窓脇に物は置けないような作りです。
こんなところに置いたら
確実に落ちますからね!
中国山地を駆け抜けます。
楽しいやくもの旅も終わり
岡山駅に到着しました。
在来線ホームから
新幹線ホームへ移動します。
岡山から小田原までは新幹線ですが
ラッチ内乗継適用区間のため
帰り方の組み合わせは自由です。
自由席なので、列車の指定も無いので
この時間に選択できるパターンは
・岡山から名古屋までのぞみ
名古屋からこだまで小田原
・岡山から静岡まで岡山始発のひかり
静岡からこだまで小田原
・岡山からさくらで新大阪
新大阪から新大阪始発のひかりで小田原
一番早く小田原に付くのは
のぞみで名古屋まで行くパターンですが
せっかくなのでさくらに乗ろうと思い
新大阪までさくらで行くことにしました。
2本目
山陽・九州新幹線さくら「新大阪行」
N700系7000番台
山陽・九州新幹線直通専用車両です。
この車両、指定席はグリーン車並みの設備で
2+2シートなのですが
自由席は通常の新幹線パターン3+2の配置です。
別にこれでも新幹線なので
快適なんですけどね。
3+2でも全然問題ないです。
空いていれば
このように3席独占なんて出来ますしね!
案内表示に鹿児島中央と記載されているのが
九州新幹線を意識させて
なぜか心躍ってしまうわたしです(笑)
岡山の次は、あっという間に新神戸
新神戸のトンネルを抜けると
大阪に入った感じがしてきます。
伊丹空港が近いのか
飛行機が着陸態勢でした。
新大阪到着
この新幹線は折り返し
鹿児島中央行となりました。
少し時間があるので
食料を買い出しに行きましょう。
物販争いも熾烈で
新幹線客はJR東海にお金を落としてほしい為
ラッチ内、つまり駅ナカ施設が充実しています。
改札を出ずに買い物ができる訳です!
あれこれ悩んでいるうちに
時間だけが過ぎていく(笑)
一応乗る列車を確認
乗るのは「ひかり654号」です
日中のひかりのパターンは主に2つ
・岡山始発のひかり
500号台で通称静岡ひかり
名古屋まではのぞみと同じで
浜松・静岡に停車
・新大阪始発のひかり
600号台で通称小田原ひかり
名古屋まではこだまと同じで
名古屋から小田原までノンストップ
適当に買って乗り込みます。
N700S発見!!!
いつか乗ろう!
3本目
東海道新幹線ひかり「東京行」
着席完了
早速ご飯タイム
結局どれも心に刺さる駅弁がなかったので
美味しそうなサンドイッチにしました。
これが大正解でして、美味しかったです。
さて、この小田原ひかりですが
これ、名古屋から乗る場合は最高なのですが
新大阪から乗る場合、ちょっとのんびり感があります。
新大阪から名古屋まではこだまと同じ各駅停車
つまりひだまなのです!
東海道新幹線は超過密ダイヤで
のぞみが約5分間隔で運転されています。
それがどういうことなのか・・・
京都駅
ここでのぞみを1本先行させます。
ここでのぞみを2本先行させます。
途中、伊吹山が綺麗でした。
岐阜羽島でのぞみを2本先行させます。
まじひだまだわ!
やっと名古屋に到着
それでも新幹線
在来線よりは倍以上早いんですけどね
そこはN700A
起動加速度が化け物なので
各駅停車でも早いんです!
さあ、名古屋を出発です。
この小田原ひかり
名古屋からはひぞみに大変身します!
名古屋から先は
後を走るのぞみから逃げ切ります!
もうのぞみに抜かれる事はありません。
名古屋から乗る場合
この小田原ひかりに乗っても
東京駅まで抜かれる事は無いので
のぞみ特別料金を払わなくても
お得になる訳です。
もう静岡県内をMAX285km/hでぶっ飛ばします。
あっという間に小田原です。
新大阪から名古屋までがひだま
名古屋から小田原までがひぞみ
そんな面白い小田原停車のひかりでした。
このひかりは小田原駅で通過待ちすることなく
出発していきました。
本当に名古屋からはのぞみに抜かれないんですね~
お家に帰ります。
快速急行新宿行に乗って
本厚木駅に到着です。
お疲れさまでした。
旅の〆はお約束の箱根そば
カレーセット(わかめ抜き)
うまい!!!
今度体験運転に行く時は
サンライズ出雲で行こうと思っています。
それではまた(^^)/~~~
後日、一畑電車から
名札が送られてきました!
次は名札をつけて運転しましょう。
おしまい